その1
(2020年9月25日発信 私のメルマガより抜粋)
損切りのタイミングというのは難しいテーマで、ある意味、FXの永遠の課題とも言えます。
一番悔しいのは、自分の設定した損切ラインぎりぎりで切らされ、その後大きく反転するケース。
昨日僕も、一つのトレードでこれを食らい、PCを蹴飛ばしたくなりました。(笑)
後で思えば同じ日、同様にギリギリ手前で反転してくれて助かったケースがあったので、オアイコなんですけどね。
損切りの方法は様々で、プロによっても異なり、日頃ご紹介している情報教材でもそれぞれの手法があります。
例えば、、
- 固定のpips数を決めてそれに沿って損切する
- 直近の最安値(高値)より少し下(上)で損切する
- 損切額を資金の何%か決め、それを超えると損切する
- 移動平均線等々、インディケータを使って損切位置を決める
- 野獣のカンで決める(笑)
などなど。
この中でオススメできないのは2と5で、
5は当然として、2 は、
そうするトレーダーが多い
ため、どうしてもそこにオーダーが溜まりやすく、ロンドン・ファンド勢など、個人投資家を狙う連中に刈られる可能性があります。
僕はどうしているかというと、、
そのとき使用している教材の損切り方法を参考にしつつ、状況に応じて色んなパターンを使用している
です。
そして、もう一つ大事なのは、、
自分の資金、あるいはその日の成績など、大局を見て損切りを設定すること −
だと思います。
そのためには、場合によっては、思い切って
トレードを休む
ことも重要だと思うわけですね。
(^_-)-
その2
(2020年10月7日発信 私のメルマガより抜粋)
損切りの工夫について − 今日は、その2です。
それは、
逆のポジションを持つ
という手法。(ナンピンや途転(ドテン)とは違います)
やってる方も多いでしょう。
例えばドル円で100円でロングを入れたが逆行し、99円になった時に、そこでショートを入れる − という手法。
(これ ↑ は分かり易くするための数字で、実際にはスキャル・デイトレ系のもっと細かい数字です。)
(これを行うときは、両方ともやられることのないよう、ショートの決済は必ず、「ロングの損切値の手前」に入れる必要があります。逆も同じ。)
この手法のメリットは、
最初の損切り幅を縮められる
うまくすれば、ロング・ショート両方で利益をあげられる
ということ。
実際昨日、EURJPNでこれを行い、両方で利益を得られました。
デメリットは、
そこ(ショートを入れる時)で損切っていたほうが良かった
という事態になる可能性があること。
なので、これを行う際には、
値動きに確固たる根拠を持つときのみに行う
必要があります。
一例ですが、スキャル系の場合、私は、1秒スキャルFXのMAXアベレージキャンドルの色が変わった時、逆ポジションを入れる − などの手法をとっています。
上手に使えば、ピンチをチャンスに変える − 損の幅を減らせ、最善に動けば二兎を得られる戦法 − ですね。
(^_-)-