- プロフェッショナル・トリガーFXは販売終了しました −
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX、俗称 プロトレFX)【コウスケ氏作】 レビュー・評判検証
(2020年12月更新)
この記事の目次: (クリックすると目的記事に飛びます)
6.読者様から私に送られてきたQ &A (著者のHPに書いてある内容以外のもの)
こんにちは! 伊藤佳紀(Yoshiki)です。
2018年7月発売開始して、一時販売休止していたあの名作、プロフェッショナル・トリガーFX が再販、業界からも高評価を得ています。
僕も日々実践していますが、、
いや、これ、、
非常にいいです。(笑) (実践感想については項目2参照)
↓ ↓ ↓
根拠を述べていきます。
作者のコウスケ氏は、HPにもありますがFX業界の有名人で、実績をざっとあげると、
● 日本テクニカルアナリストライセンス取得
● 世界トレードコンテスト「ロビンスカップ」 3位入賞 (左のページにもコウスケ氏の写真が見えます。この時の名は、OvalPrimeK.T。)
● FX攻略.com (←僕の愛読誌です) で執筆中
● スイス銀行グループ Dukascopy、マネックス証券、外為ファイネスト
等とタイアップされています。コウスケ氏のツイッターサイトを見ると、最新の活動として、他に、 2018年10月03日 エムトレ インタビュー掲載、2018年10月19日 ラジオNIKKEI「夜トレ」出演、等が見えます。
この種の有名人の出すプロダクトは、いつも書いているのですが、基本、安心できます。
なぜなら、
ちゃちい(笑)商品を出すと、自分の名声に傷がつきますから。信用を落としてしまうと、この業界、大変です。
さて、では、プロフェッショナル・トリガーFXのポイントについて。
このプロダクト、、 一言で言うと、
入手してから分かったのですが、中核となるロジックは、(ネタバレになるので、すみませんが、●表示にしてあります。ちなみに5文字ではありません。(笑))
●●●●●の平均値
をベースにインディケータやサインを出すツール − です。
ロジックの根幹は、トレンド狙いのもと、押し目、戻りのタイミングでサインを出す(なので、小さな逆張り) − というもの。
●●●●●の平均値 ← ここにロジックの優秀性を感じました。
●●●●●の概念は、慣れたトレーダーなら誰もやっていることですし、それを使ったサインツールも結構あります。
ただ、それを独自に加工(平均値という概念)し、それを他要素と合わせて実際にロジックに落とし込んだ製品は殆ど無いのではないでしょうか。
そして、大きく3つのモードに分かれます。
それぞれのモードによって表示されるインディケータも違います。初級から上級に上がるにつれ、表示されるものが増えてきます。別の見方をすれば、3つのモードを揃えることによって、チャンスを取り逃がすことのないよう、周到に準備されているというイメージです。
ここでは上級版の「エキスパートモード」を使って、実際の僕のチャート上でそれぞれのインディケータをご説明します。(少し見づらい部分があるかもしれませんが、リアル性を重視しました。)
1 ビギナーモード
文字通り、初心者向けのモードで、表示を最小限に抑えて分かりやすいインターフェースを実現。 「負けないこと」を重視したモードです。
しかし。
FXというのは複雑であればいいというものではありません。中上級者の方でも、かえってシンプルなインディケータのほうがいいという方もいらっしゃるはず。
そういう意味で、立派に中上級者の方も使っていけるモードだと思います。
ビギナーモードで表示されるインディケータは・・・
番号1(チャート上、白い太字の1番です): トレンドサイン
チャート上では青い三角形の下向き矢印で表示されていて、これは下降トレンドです。相場全体の方向感を示します。上昇トレンドの場合は赤い大矢印で示されます。
番号2(チャート上、白い太字の2番です): エントリーサイン
チャート上では青い手裏剣マークで表示されていて、これは「売り」サインです。「買い」は赤で示されます。
このサインで単純に売買するのではなく、ルールがあり、それはユーザーサイトで説明されます。
いずれにしても、一つの要素だけでエントリーサインを出さず、条件が揃ったとき確度の高いサインを出せるよう工夫されています。
番号3(チャート上、白い太字の3番です): 決済サイン
決済のサインで、×印で示されます。
これが段階によって3段階によって分かれており、それを取捨することによって利益の積み増しが図れるようになっています。
右側に見える少し大きなx印(これも番号「3」(白い太文字)の表示をしています)が、第2段階の決済サインです。
番号4(チャート上、白い太字の4番です): プロトリバンド
ボリンジャーバンドをベースに作者がオリジナル編集したバンドインディケータ。青の5本線とピンクの5本線から成り、このプロダクトで重要な重要な役割を果たします。
番号5(チャート上、白い太字の5番です): トレンドバー
トレンドの勢いを表し、濃いピンクは強い上昇傾向、薄いピンクは弱い上昇傾向、濃い水色は強い下落傾向、薄い水色は弱い下落傾向を示します。
番号6(チャート上、白い太字の6番です): トレーダーズクロック
文字通り、「時計」で、左から、足が完成するまでの時間、ブローカー(MT4の提供業者)の時刻、東京時間、ロンドン時間、ニューヨーク時間です。利便性に貢献します。
番号7(チャート上、白い太字の7番です): プロトリプライス
上から順に、通貨ペアと時間足、スプレッド、現レート、時間足確定までの残り時間、現在保有しているpips数、1日に獲得したpips数を示します。(表示用のため、pipsの部分は現在0になっています)
番号8(チャート上、白い太字の8番です): Stop Until と ReasonableLot
この2インディケータは、プロトリFXを実行・トレードする自分のMTに証拠金等の数字をインプットしておくことで、数字を表示してくれるものです。
Stop Until は、自動算出されたストップラインまで何pipsなのか教えてくれるもの。特に初心者の方に有用でしょう。 自分で設定値を調整することも可能です。
ReasonableLot は、余剰証拠金のうち、どのくらいならリスクを背負えるのか自動で算出し、見合った適正ロット数を教えてくれるもの。これも特に初心者の方に役立つでしょう。
2 追撃ブーストモード
文字通り、トレンドが発生した際に追撃して利益を最大限に積み増しできるプロトリFXモードです。(一般に言う、「ピラミッデッィング」のサインです)
番号9(チャート上、白い太字の9番です)の追撃サイン(上のチャート上では青の下矢印で示されたサインです。複数あります。)追撃候補位置をサインで示してくれます。
3 エキスパートロジックモード
上級者用モードで、番号10(チャート上、白い太字の10番です)のエキスパートロジックモードインディケータを使って、細かな利益をも狙っていきます。この形を見れば熟練者の方であれば、「あ、アレをベースに加工したものだな。」とすぐにお分かりになるでしょう。
コウスケ氏が元バンドマンだったという経歴からか、他ツールに見られないビジュアル系工夫と遊び心みたいなものも感じられ、まさに、楽しくFXを実践できる環境ができています。
推奨通貨ペアは5分足クロス円(USDJPY,EURJPY,GBPJPY)。
インストールの遠隔サポートなど丁寧なサポートも定評あり。安心できます。
一言で言うと、”堅実”。
作者HPのQ&A欄に、
Q: 勝率はどのくらいですか?
A: 慣れてきた方で9割以上となります。初心者でも70%程度を見込めます。
とあります。 9割というのは言い過ぎだとしても、それに近い数字を叩き出せそうな印象です。
特に注目なのは、トレンドの初動を捉える精度で、この種のツールは他に色々世に出ていますが、トップクラスの精度だと感じます。
それをサポートする細かなインディケータ、サイン群も装備されています。
それに加え、僕の場合いくつかの工夫をしていて、それは
個別特典の実践レビューに書いておきました。
賛同される方は使ってみてください。
例えば決済のところ、プロトリFXのサインには
個人的に独自の対応もしています。
(このあたりがプロトリFXの弱点になるのではないかと
個人的には思っています)
3つあるモードについては、中・上級者の方も含め、ビギナーモードを基本とし、追撃ブーストモードは臨機応変に使用するのがいいのではないかと感じます。(追撃ブーストモードは、ハマれば凄い威力を発揮しますヨ。 (^_-)- )
エキスパートロジックモードは補助的でいいのでは、と個人的には思います。
あと、ドラストやブラストFXのレビューなど、いつも書いているのですが、あらゆるステータスに完璧に対応するインディケータソフトは世の中に存在しません(物理的に無理です)。
ので、こういうプロトリFXのような優秀なツールを最大限に生かしながら、最終的には、下記のような目標を設置しておくべきと考えます。(ドラストFXの私のレビューより抜粋) ↓
(略)
最終的には、トレンドを把握する大局観(ファンダメンタルを含む)、通貨ごとにマルチタイムフレーム分析を行えるスキル、エリオット波動の考え方、サポレジラインの取り扱い、などなど を含めたトータル裁量判断を入れてトレードするのが理想です。なので、最終目標はそこに置いてください。
とにかくまずはユーザーサイトの「トレードルール」やQ&A欄を何回も繰り返し見て、読んで、自分のものにすることからスタートですね。
そういう姿勢で、プロダクトに全面依存せず、良いところをいいとこどりして、最大限活用していけば、このプロトリFXは、一生もののツールになると思います。
プロフェッショナル・トリガーFX 実践リアルトレード動画です。(音が出ますので、ご注意下さい。)
・7月31日
・7月18日
・7月12日
・7月9日
同じ作者(社)の前々作、ドラゴンストラテジーFX (ドラストFX)、前作、ブラックAIストラテジーFX(ブラストFX)との比較ですが、、
vs vs
僕の印象は、一言でいうと、、
(プロフェッショナル・トリガーFXは) 両者の中間に位置するような感じのプロダクト
マルチタイムフレームを意識し、色々な要素を総合してサインを出していくところは共通なのですが、
上にも書いたように、プロトリFXは、示す情報量が充実しています。
ただまあ、それをよしとする人ばかりかというとそうではなく、かえってシンプルなほうがいい、という人もかなりいて、、
僕もある面ではそれに賛成で、プロトリの充実した情報量もいいけれど、ドラストにはドラストの良さ、ブラストにはブラストの良さがある、と考えています。
ざっくりと各プロダクトの向き、不向きを書いてみると・・・
● ドラゴン・ストラテジーFX
・多くの指標を総合するのではなく、シンプルに判断していきたい人
・トレンドフォローを中心にやりたい人
● ブラックAI・ストラテジーFX
・どちらかというと逆張りを狙っていきたい人
・(時間のとれない方など)自動決済を活用したい人
● プロフェッショナル・トリガーFX
・比較的多くの指標を見、総合して判断したい人
・ピラミッデイング(プロトリFXで言う、「追撃ブーストモード」)等を活用してトレンドで大きな利益を狙っていきたい人
で、 僕の場合は、いつも書いているように、ドラスト、ブラスト、プロトリ、他、複数ツールやノウハウも同時使用して、いいとこどり をしています。
複数のサインが重なった時などは確度が上がることは明らかですしね。 (^_-)-
ご不明な点などは遠慮なく、 y.ito@eeinfo3.xsrv.jp までお問い合わせください。
お電話でもOKですヨ! → 03−5818−3933 (平日9:00〜17:30)
関連記事:
PLATINUM TURBO FX 2(プラチナターボFX2)
6.読者様から私に送られてきたQ &A (著者のHPに書いてある内容以外のもの)
ここでは、プロトリFXに関して、メルマガやブログの読者様から私に送られてきた質問と、その回答を記載したいと思います。
(著者のHPのQ&A等に載っている同様の内容のものは除外してあります。それらについては著者のHPをご参照ください)
このコーナーでは、今後読者様から送られてきたものも逐次追加してゆきたいと思います。
Q1: プロトリFXの推奨通貨ペアはクロス円の3つ(ドル円、ユーロ円、ポンド円)とのことですが、他の通貨でトレードしてはいけないのでしょうか?
A1:
他の通貨でもトレードできます。実際、上にある実践データも他の通貨ペアがあがっていると思います。
ただ、一応作者がそう書いているので、その3つが勝率が高いのではないかとは推測できます。(ロジック非公開なので推測するよりありません) つまりこのソフトのロジックに合っているのがクロス円だと。(逆にクロス円に合うようにチューニングしているのかもしれませんが)
Q2: エントリーサインの出現数が少ないように感じるのですが。。
A2:
そうですね、、 ビギナーモードの手裏剣マークのサインだけを見るとそう感じるかもしれませんが、追撃サインなども含めると結構出る感じです。
いずれにしても、プロトリFX公式ページには、(ビギナーモードの手裏剣マークのサインは)『おおむね3通貨で1か月に48回程度のエントリー回数』 と記載ありますし、私もそう思います。
そういう意味では、堅い場面を狙いすました精度の高いツールだと思います。
Q3: 伊藤さんも書かれていますが、色んなインディケータがあって、初心者の私には迷ってしまいます。。
A3:
確かに全部見ていると目がチカチカしてきますね。(笑)
最初のうちは全てを参照せずに、上に書いたビギナードの重要なインディケータだけ参照すればよいのではないかと思います。
慣れてくれば他の指標も参考にしていく、と。 予算などが許せば、上記のように他ツールと併用し、プロトリFXと、プロトリFXとサインのタイミングが一致したところを狙っていけば、勝率が上がるものと思います。